包茎手術の方法はこれまでその種類は少ないものでした、しかし、最近では技術の進歩とともにいくつかの新しい手術法ができました。
20年ほど前の手術は、中央部環状切開縫合と言う手術だけでした。
旧式包茎手術とも呼ばれ、最近では専門のクリニックではほとんど見ることはなくなりましたが、泌尿器科ではいまだにこの方法でやっているところが結構あります。
この手術の最大の欠点は、ツートンカラー、つまり亀頭と包皮部分に色が違うことによって、見てくれが悪いことです。
亀頭部からその下役5ミリから1センチくらいを環状に切開する方法です。
どのような包茎も治せるという利点があり、また、傷口が目立ちにくいという利点もありますが、ツートンになりやすい、と言うことだけです。
しかし、このツートンも年数が経過したらほとんどわからなくなります。
泌尿器科で多い手術法であり、健康保険も適用になるケースがあるので、確実な手術と言う意味では今でも有効な手術法と言えます。